ユダヤ系ロシア人として生まれ、アメリカに移民してきたアーヴィング・バーリンは、「White Christmas」「Cheek To Cheek」「There's No Business Like Show Business」等のヒット曲や、第1次世界大戦頃にアメリカの第2の国家と呼ばれる「God Bless America」を作るなど、20世紀初頭から、ブロードウェイやハリウッドで大活躍をした作詞・作曲家で、100才を超える生涯のなかで、3000曲以上の作品を遺し、アメリカ・ポピュラー音楽界の巨人と言われています。
そのアーヴィング・バーリンが作詞・作曲し、1948年のミュージカル映画「イースター・パレード」の中でも取り上げられ、ジュディー・ガーランドが歌っている楽曲のひとつに、「I Love A Piano」という、とてもチャーミングな作品があります。
ピアニスト7人とのアルバム制作の企画が立ち上がった瞬間に、アルバムタイトルは、「I Love A Piano」に即決しました!
映画「イースター・パレード」自体、名曲の宝庫で、名作ミュージカルを数多く製作したMGM映画の中でも、代表作に数え上げられる大傑作ミュージカル映画の一つで、スクリーンをアーヴィング・バーリンの作った名曲たちが彩ります。
そして「I Love A Piano」は、現在でも、トニー・ベネットといった大御所から若手ジャズシンガー、あるいは様々なミュージシャン、またブロードウエイの様々レビューなどで演じられたり、はたまたポピュラーにもアレンジされて歌い続けられ、古き良き時代を思い起こさせる、アメリカの国民的名曲の一つに挙げられると思います。