2015.11.8(日)  30th Anniversary Year

ライブのない週末。
ロンドンに戻る前にと、女友達が美味しいお蕎麦屋さんに誘ってくれ、
昼間から、小さいグラスでビールをいただきながら美味しい小鉢ものに舌鼓をうち、
そして最後に軽くもりそばで閉める・・・という、大人のお蕎麦の食べ方を堪能。
仕事の合間や、子供連れで、パパッとお蕎麦を食べてお店を出る私には、なんとも大人の世界。
帰国したら絶対食べたいものの一つであるお蕎麦。
これから、ようやくこんな楽しみ方ができるのね・・と嬉しい初体験でした。

・・そんなのんびりとした週末も久しぶりで、帰宅してから、旅先で頂いたものなど、
増えた荷物のパッキングの準備に取りかかるも、ついこの間までの熱がまだまだ疼いていて、
なかなかロンドンに戻るモードになりません。

ライブの無い週末は静かで、さみしい・・。




3日の大分で無事ファイナルを迎えた 30th Anniversary Concert Tour 。
8本という短いツアーでしたが、今までに感じた事のない、かけがえのない時間でした。

会場に来て下さったみなさん、本当にどうもありがとうございました!




30年という時間の中で出会って来た曲達が、これほどに私を支えてくれ、
行くべき道を照らし、迷い立ち止まりそうになっても、必ず傍らで一緒に歩いてくれる・・
そんな優しくたくましい「親友」であったこと、私は、そのことにようやく気づきました。

私のためにうまれてきてくれた曲達・・私がちゃんと育てて行かなければ・・
といつしかそんな風に思っていたから、
素晴らしい曲と出会えたことの喜びも、いつのまにか大きな責任に変わっていたのでしょうね。
それを一人で背負っている・・と思っていたんだと思います。

大切な音楽と格闘することは、私を孤独にさせました。
みんなに真っ直ぐ届けたい・・だからちゃんと歌わなきゃ・・私。
「私の曲をみんなに届けなきゃ」・・と。


その呪縛から開放されたのが、「30周年」というくくりだったんだな〜と今思います。
30年という長い時間の中で、「私の親友」は、たくさんの人達の人生に関わって、誰かに寄り添い、
楽しい時や悲しみに沈む時、幸せや、別れ、その人のいろんな時にそばにいたことを、強く実感しました。

「あ〜、私の人生とみなさんの日々は、こうやって繋がっていたのね・・」と。

花が咲いて、その種が風に乗り違う所でまた花を咲かせるように、音楽が自由に、
その場所にふさわしく咲き続ける。
もうとっくにみなさんそれぞれの色で咲いていたのでした。

今回その咲き誇った花は、最高の笑顔となり、会場で華やかに揺れていました!
ステージから見えたあの美しい光景を、私は一生忘れないでしょう。





ふぅ・・思いがありすぎて、上手く言葉が紡げませんが、
この30th Anniversary Year が、私にとってあまりにも大きな意味を持っている事に、
何しろ私自身が驚いています。
そして、それに気づけた事が本当に嬉しいです。

今まで

「歩いて来てよかった」・・と思っていましたが、

今は

「私に寄り添い、励まし、迷う私の手を引っ張ってきてくれてありがとう。」と思います。




私を音楽と共に歩かせてくださった全ての方々一人一人に、「ありがとう」を伝えたい。
それは、楽曲と共に歩き、歌い続けて行く事で伝えていけると信じて、これからも歌っていきたい。

そして、ステージで音楽に愛を込めて、私を支え、愛してくれた大好きなバンドの面々、
最後まで前に進むべくトライを重ね続けて下さったスタッフの皆さんに、最大級の感謝を贈ります。
ありがとうございました!
また、また一緒に走りましょうね!




「親友」が繋いでくれたたくさんのみなさんと、それぞれの日々をそれぞれに頑張って歩きながら、
また笑顔の花束を抱えて会える日を、心から楽しみにしています。


本当にありがとう!!






                                        今井美樹

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