2016.3.23(水)  3月23日

今年もまた3月11日をロンドンで迎え、日本大使館での復興支援のセレモニーに
出席させていただき、ここロンドンから被災地や日本に心を寄せる人達の想いに
胸が熱くなる一日を過ごしました。

そして今年は、3月6日に福島で行われた復興支援コンサート
「Music for Tomorrow in Fukushima」にも
収録という形ではありましたが、ロンドンから参加させていただきました。
その模様が昨日NHKで放送されたようで、友人達が連絡をくれました。

「Music for Tomorrow コンサート」は、東日本大震災に心を痛めたBob jamesさんの呼びかけで
始まったコンサートです。
2年前に、「ドリームライブ2014~世界からのメッセージ」という番組がNHKで放送されました。
東北支援のためのコンサートが、Bob James、Ben E. Kingさんらの声がけにより
ニューヨーク、ニューオリンズ、そしてフランスのストラスブールで行われ、
その模様と、コンサート開催までの経緯、参加している音楽家達のこと、
そして福島から参加した一人の女子高生、
その彼女を支えるフランスで出会った人達の温かな想いが丁寧に描かれていました。
そしてこのコンサートの呼びかけ者であるBob jamesさんとBen E. Kingさんが、
被災地を訪れ、歩き、被災しながらも前を向き日常を懸命に生きる人達に心を寄せ、
励まし、話を聞き、声を殺して涙する姿は、
それが後に、音楽の力を信じる者としての大いなる決意と行動へ繋がっていき、
私は、人間の愛という力の凄さを改めて感じ、号泣していました。

力強い主旨に賛同してそれぞれに咲かせた素晴らしい音楽の花達。
遠く離れたところから応援してくださっている方々がいらっしゃるのに、
私は何をしているんだろう・・と動けずにいた時、ずっと胸の奥につかえていた何かが
ぐぐぐっと大きくなったかと思うと、
それがパンと弾けたような感覚が体の中をはしり、一気にふぅ~っと楽になっていき、

そして、私もやる。やりたい・・と強く思っていました。


今年も開催された「Music for Tomorrow in Fukushima」。
初めお話をいただいた時は、スケジュールのことがあり帰国することは難しく、
丁重にお断りさせていただきましたが、
収録でのコメントだけでも、、と粘って下さり、その時にこの放送の映像を見せていただきました。

どうやれば参加させていただけるか、東京、ニューヨーク、ロンドンのスタッフと、
メール、Skypeミーティングを重ねるなか、
ロンドンのアビー・ロード・スタジオで3月5日に収録できることとなり、さらに
収録後すぐにそのデータを日本に送ることができれば、
6日のコンサートに歌を届けられることを知りました。


このコンサートに海外から参加される方もいるなか、私は会場に行けないけれど、
それでも参加させていただけるのであれば・・・
自分の想いをいっぱい乗せてこの歌が皆さんに届くように歌いたい・・。

そんな私の想いは、ロンドンのスタッフをはじめ、
この収録に関わってくださった全ての方々も同じで、
みんなが「Fukushima」への想いを丁寧に紡いでくれました。
本当に嬉しかったです。

あの収録には、そんなスタッフの想いと愛も込められています。
時間と空間を越えて、その熱が届いていることを願っています。


                                        今井美樹

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