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2018.11.2(金)  11月2日

ルーリーが帰ってきた。
3ヶ月半ぶりの再会は、小さな箱に入ったルーリーでした。
大切に運んで来てくれたサラは、ルーリーがどんなに賢くて、優しく、みんなに愛されていたかを伝えてくれ、箱を抱きしめて泣いている私ぎゅっと抱きしめて「こんなに素敵な子をあずからせてもらえて、私達は幸せだったわ」と言ってくれました。


その前日も他のワンちゃん達といつもと変わらぬ足取りで元気にお散歩していたと彼女。
夜になり、呼吸がおかしいことに気づいて、翌朝動物病院に連れて行き検査をしたら、喉に腫瘍があり、それがもう脳にまで達していて、更にそれらが影響して鼻の奥が塞がってしまい呼吸が困難になっている事がわかったらしい。

彼女から連絡があり、前日ヨーロッパツアーから帰ってきたばかりの夫は、娘と共に3時間の道のりを急ぎ病院に向かいました。

そこにいたルーリーは、もう辛くて座る事も出来ず、最期の力を振り絞って立っていたらしい。
動揺する夫に代わって私に連絡してくれたのは娘でした。
手術もあるが、老犬のルーリーには術後を考えると大きなリスクがある事、そしてこの苦しさから解放してあげるには安楽死という選択もある…と先生がおっしゃった事を彼女はしっかり伝えてくれました。
そして、今のルーリーを見ていると、もうこれ以上苦しい思いをさせるのは可哀想だと・・。

私は、ツアー最終日大阪のライブを終え、充実感と終わってしまった猛烈な寂しさに包まれながら、バンドのみんなと尽きない話に花が咲いていたところでした。
そこに入ってきた娘からの電話。
店先の隅っこで取り乱す私に、夫がルーリーを映してくれました。
言われなければいつものようにしか見えないルーリー。
「ルーリー、ルーリー!」と声をかけてもいつものようにすましてるようにしか見えない。
でも夫が、もう可哀想、どうするか判断を任せて欲しい・・と言いました。
ここにいたら、君もきっと同じ気持ちだと思う・・と。


呆然とそのまま部屋に戻り、その1時間後、ルーリーは空へと旅立ちました。




ルーリー、愛してる。

私達と過ごしてくれて、ありがとう。

ずっとずっと愛してるよ。






今井美樹

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