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2012.12.15(土)  ロンドン時間で23時24分。・・・

ロンドン時間で23時24分。
日本ではもう選挙の投票が始まっていますね。
近年では、今回ほど投票が難しい選挙はなかったのではないでしょうか。
この夏から日本を離れ、毎日毎日見ていたニュースが見られなくなってから4ヶ月。
その間の激動の日本の様子を見ながら「いったい日本はどうなっていくんだろう・・」と
感じていました。

次々に襲いかかる難問にそう易々と答えが出るはずはないけれど、
でも、未来のために、遠くても、同じ方向を見て舟を漕いでほしい・・。
どこを見て進むのかがこんなに違っていると、1票という1歩を踏み出すことが本当に難しい。
それでも一人一人の思いが積み重なって、大きな形になっていくから、
国民の大切な思いが、未来に生きる人達の為に活かされるよう、
遠くから祈るように見つめています。

トンネルでの大事故や、また大きく揺れた地震、海外との摩擦・・など、
ネットや新聞を見ては、怒りや悲しみ、不安でいっぱいだったここのところでしたが、
その中で、中村勘三郎さんの死去は、ポカンとするくらいピンとこなくて、
今でもまだ信じられない気分です。

お会いしたことはありません。
でも、次は必ず観たい!と、いつも観劇の機会を楽しみにしていました。

友人がいつも、勘三郎さんの舞台の素晴らしさを、興奮して話してくれていました。
そして、ドキュメンタリーやテレビ番組などで拝見する勘三郎さんは、
あまりにもチャーミングで、華であり、たっぷりと色気を感じる、まさに”男”でした。

その、人の懐にすっと入ってくるあの笑顔やあの声が、未だに私の中ではずっと生きていて、
もう二度とお会いすることも、舞台を見せていただくこともできないんだ、と思うと、
不思議でしょうがない・・。そうなんです。

でも、朝日新聞に演出家の串田和美さんの寄稿文が掲載されていましたが、
芝居に対してまっすぐで、闘い、怒り、泣いて笑っていた、
その勘三郎さんとともに闘い続けていたであろう

串田さんの無念さ、寂しさ、悲しさを感じた時、
「あ~、これは本当にもういなくなってしまったんだ・・」と

わかり、そして涙がわ~っと溢れてきました。

日本の未来への希望だったような大きな灯りがひとつが、消えてしまったようです。
会ったこともないのに、舞台を拝見したこともないのに・・
なぜだろう・・なぜだか、悲しくてたまらない。



今度、今度舞台を拝見したい・・と先延ばしにしてしまっていたことを、本当に後悔しています。

元気な人が、ここのところ次々と星になってなっていかれます。
本当に、今この時代に必要な灯火が消えていくようで、残念でなりません。
残る私たち全ての人間が、灯火となって、
未来への挑戦の今を照らしていかなければなりませんね。



できることは何でしょうか?
何ができるんでしょうか?
わからないけど、心の灯で、自分の回りの人達を灯してあげたい。
その灯りが繋がってやがて大きな明かりになり、
温かく明るく照らしていけたらと思います。



「まだまだ捨てたもんじゃないよ、日本は!」とそんな声が聞こえてくるように
私も、やれることをつづけていきたいと思っています。

がんばれ!!!!  日本!!!!!!!  頑張れ!!!!!

今井美樹

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