2007年11月21日
「BLUE NOTE 東京」のライブが無事終わりました!!
昨日、一昨日と2日間行われたライブ。
ステージに上がっても、なんだかリアリティーがない、なんだか宙に浮いている感じ・・。
だって、いつもは客席にいるんだもの!
嬉しさよりも、不思議な、夢を見ているようなあっという間の2日間でした。
今回はブルーノートでやる、ということと、ある企画が混ざってのスタートだったので、
選曲も、たぶん定番の曲達がメインになるであろうということはイメージしていました。
でもどうせだったら、全く違う気分でその定番の曲達をやりたい!と思い、
ピアノを倉田信雄さんにお願いして、あとはもう自由に一度曲を解体して、新たな風を
入れてほしいと、相談しました。
そしてそのためにお願いしたのは、「今井美樹のこと、あまり知らない人達でやりたい!」
ということでした。
曲には、出来上がった時にすでに持っている力があります。
いろいろ考えられてそこにたどり着いた完成型なので、そのオリジナルには強い力があるのです。
でもそれを、ここ近年、手を代え品を代えいろいろなミュージシャン達とやってきました。
どれもこれも、その時々の私に似合う温度に変化できた傑作だと思っています。
でも、今回ブルーノートでやるにあたって、「今井美樹」の匂いをぐっと押さえて、
今井美樹の為に生まれた曲達を、ブルーノートに似合うムードに変化させたかった・・。
それにどう寄り添って歌えるか、チャレンジしたかったんです・・。
みんなが愛してくれる曲を大胆にいじってしまうのは、なかなか勇気のいることです。
元々聴いて下さったものを聴きたいと、足を運んで下さる方がほとんどだと思うので。
でも最近、丁寧に、でも割とバンバンかつての曲達を今の私に寄り添ってくれる温度に
変化させて来て、割とみなさん、それを楽しんで下さっているような感じもあったので、
今回は大胆に変化させましょう!ということで、動き出しました!!
ピアノの倉田さん以外は、初めてお目にかかる方ばかり!
全く違う種類の音楽をやっている人もあり、本当に面白いセッションでした!
音楽って、たとえ同じ曲を同じメンバーでやっても、実は毎回違うんです。
だからメンバーが一人変わっただけでも、曲は随分変わります。
今回はほぼ総取っ替えだったから、全くノリが違うんですね・・これが。
微妙なニュアンスや、ムード、温度感・・全く違うんです。
だから、自分の頭の中をフレッシュにするのが、とても大変でしたが、
やっぱりその異種格闘技的なものさえ、最後は音楽が繋いでいくんですね・・。
そしてやっぱり最後は、私がとても私らしくその新しい曲達と共に
いられたような気がします。
思いの外、試行錯誤の毎日で、たどり着くまで簡単な道のりではありませんでしたが、
こんなに大胆にチャレンジできたのは、ブルーノートという特別な意味を持った
素晴らしい場所の力ですし、今回のこの試みを面白がってくれたこのバンドの力です。
そして、楽しみにしていて下さったファンのみなさんも、「ブルーノートに『今井美樹〜??』」
と思った方々も、やはり、あのブルーノートの空間を楽しみ、そして音楽を楽しんで下さった
空気感が、私達をまた楽しませて下さいました!
本当に、ありがとう!!!
心から、全てに感謝しています!!!
音楽の手強さを今また知って、でも音楽の大らかさに抱きしめられて、
もっともっと音楽に向き合いたいと思いました。
姫路城、ブルーノート、とそれぞれに趣の違うライブを行ってきていますが、
12月のSTBも、また全く違うものになると思います。
また、頭を掻きむしりながら、でも、頑張ってたどり着きますよ!
どうか、その時をしっかり見届けてください!
今井美樹