ひとことコメント from Management Staff 福富幸宏さんサウンド・プロデュースによるアルバム・バージョン「ホントの気持ち」でスタートするこの作品は、一聴して明らかなように新機軸を打ち出したアルバムです。
都会の片隅での出逢いと優しい触れ合いを歌う「ラブソングは止まらない」での柔らかな歌声、日本を代表するギタリストのお一人、今剛さんのペダルスチールギターの心地よく浮遊する不思議なサウンドにのせて普遍的なメッセージを歌う「未来は何処?」、そして鈴木正人さんサウンド・プロデュースによる「月光」「FORREST」のちょっと乾いた、悲しくも美しいメロディーの2曲などなど、忘れ難い印象を残します。
Sainenjiさんをフィーチャーした「風に吹かれて」は、サンバ・テイスト溢れるパーカッシヴなギターで盛り上がり、まさにブラジルの海岸に潮風が吹きわたるようです。
アルバムを締め括るバラード「THIS IS LOVE」は、ジャズ・ピアニスト&ミュージカル音楽監督として大活躍する島健さん、ウッドベース高水健司さん、ドラムス山木秀夫さんによるピアノトリオ+金原千恵子ストリングスによる、ゴージャスでしっとりとした大人のジャズ・サウンドです。
アルバム総仕上げのマスタリングは、バーブラ・ストライサンド、セリーヌ・ディオン、マイケル・ジャクソン、ポール・マッカートニーほかの作品を手がけ、今井美樹とは初顔合わせとなるニューヨークのVLADO MELLERさんによるもの。
ちなみにアルバム未収録の「ホントの気持ち」シングル・バージョンは、この楽曲が今井美樹作品初参加となる河野圭さんのサウンド・プロデュースでした。この作品で出会った河野圭さんはこの後「姫路城」世界遺産コンサート(2007年開催)の武部聡志バンド参加などを経て、今井美樹にとって欠かすことの出来ない音楽的パートナーのお一人になります。
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