ひとことコメント from Management Staff 布袋寅泰プロデュースによるこのアルバムは、モノラルの短いジャズ・スキャットの「Introduction」から情熱的なラブソング「Rose」の力強い歌声で華やかに幕開け、「夕陽が見える場所」(作詞:秋元康)に続きます。秋元康さんの作詞提供は「彼女とTIP ON DUO」(1988年発表)以来となり、人生を振り返りつつこれからを生きる力強い決意のメッセージ・ソングになりました。ステージで歌われるこの曲の圧倒的な熱唱も、自身の人生と照らし合わせた説得力と表現力の為せる技です。
このアルバム収録の全曲は、ギター布袋寅泰、今剛、ドラムス山木秀夫、ベースKUMA原田、キーボード小島良喜、プログラミング岸利至の皆さんによるバンドを中心に制作、同じメンバーによるDREAM TOURは全国コンサートも展開、最終日の日本武道館公演はライブDVD&CDにもなっています。
名手揃いのバンドならではのグルーヴィーな「Another One」や「Somethin’ Else」、ピアノやギターの美しい響きが印象的な「Don't Be Afraid」、ロンドン録音の贅沢なストリングスや深く豊かなリバーブサウンドのボーカルとギターの心地よさも堪能できる「Shine」、ロック・スピリッツが清々しく一遍のロードムービーのような「Travellin’ Woman」など・・・聴きどころも満載、アルバム全曲のミックスを担当した長年のパートナーで名エンジニア・今井邦彦さんのサウンドも最高です。
このアルバムからシングル・カットされた、BEGIN島袋優さんと岩里祐穂さん書き下ろしの作品「おもいでに捧ぐ」は、優しく美しい歌詞と何処かノスタルジックな切ないメロディ、そして温かな歌声が爽やかな印象を残す楽曲です。
日本のポップスシーンに大きな足跡を残すシンガーソングライター・南佳孝さんと、秋元康さんのコンビによる「レシピ」もとてもチャーミングな作品に仕上がり、アルバムの最後を飾ります。
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